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2026年09月10日(木)

8月に高校生による「つくば賞受賞者研究室見学会」を開催しました

2026年8月、国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)並木地区において、県内の高校生を対象とした「つくば賞受賞者研究室見学会」を初めて開催しました。

 本見学会は、高校生が「つくば賞」受賞者との交流や最先端の研究に触れることで、科学・技術への興味・関心を深めることを目的としたものです。

「つくば賞」の詳細はこちら(リンク)つくば賞・つくば奨励賞|茨城県科学技術振興財団

 見学会では、「2025年度つくば賞(第36回)」を受賞した物質・材料研究機構 フェロー 高田和典先生の研究室を訪問し、県内3校から8名の高校生が参加しました。

【参加校】
・茨城県立竹園高等学校
・茨城県立つくばサイエンス高等学校
・茨城県立土浦第一高等学校

 

最先端の「全固体電池」研究に触れる

はじめに、高田先生から「全固体電池の研究開発」について、その仕組みや特徴、研究の意義などをご紹介いただきました。

その後、研究室を見学し、様々な研究設備を間近に見ながら、装置の役割や実際の研究の進め方について説明を受けました。高校生たちは、普段見ることのできない最先端の研究環境に触れ、研究者の皆さんの説明に熱心に耳を傾けていました。

 

研究者との交流を通じて、研究をより身近に

また、昼食を交えた交流会では、高校生が自身の課題研究や興味のある研究分野について紹介し、高田先生をはじめ研究者の皆さんとの質疑応答を行いました。

最後に、高田先生から「研究は楽しいが、その楽しさは実際に取り組んでみなければ分からない。進学し、学びを積み重ねることで、それまで理解できなかったことが分かるようになり、研究がより楽しくなる」、「今回見学した研究設備に興味を持ち、将来こうした設備を使って研究してみたいと思った人は、ぜひその道を目指してほしい」とのメッセージをいただきました。

 

参加した高校生の声

次のような感想が寄せられました。

「高校の化学をまだ学んでいない中、先生の分かりやすい説明のおかげで、全固体電池について理解を深めることができました。」

「一つの研究が、電気自動車の普及や再生可能エネルギーの利用など、将来の社会のあり方にも関係していることが分かり、研究が社会を支える大きな力になるのだと感じました。」

「実際に研究室を訪れて、外からでは分からない研究室のリアルな雰囲気や、精密な研究を行うための規則や管理体制、大規模な装置を自分の目で見ることができ、自分もこんな場所で研究をしてみたいと強く思った。」

 高田先生、桑田先生、マルセラ先生をはじめ、物質・材料研究機構の皆様、ならびに参加高校の皆様には、見学会の開催にあたり多大なるご協力をいただきました。心より御礼申し上げます。

今回の見学会が、高校生にとって最先端の研究を身近に感じ、科学・技術への興味・関心をさらに深めるとともに、将来の進路や研究について考えるきっかけとなれば幸いです。